ちょっとコラム「実はいいことはたくさんある」

結月平日コラム_edited-1
ちょっとコラム「実はいいことはたくさんある」
 
今のご時世は”暗い”と思う。確かに暗い。いいことなんてあまりないんじゃないか。
 
でも、実は暗くないこと、いいことってたくさんある。たくさんあるんだけど、暗いほうが目立つし、暗いほうが気になる。だから、暗いものばかりなんじゃないかって思う。
 
暗い気持ちって持続する。
 
明るい気持ちって持続しない。
 
嫌なことは考えだしたらキリがなくて、ずっと考えてしまう。夜も眠れない。
 
いいことって喜んでもずっと喜びっぱなしということはなくて、長くても翌朝には冷めてしまう。いいことって気持ちよく眠れてしまう。
 
だから、暗いことのほうがたくさんだって思う。
 
暗いことって処理するのが面倒だからなんだろうな。
 
嫌な人がいて、明日もその人と職場で会わなければならないと考えただけで面倒だし、その人を説得しようとしてもやっぱり面倒。
 
いいこと、明るいことって面倒なことがない。
 
だから明るいことは見つけにくい。
 
それに暗いことは自分が何も悪くなくても巻き込まれたりする。明るいことは自分で何かしないとその結果は出ない。
 
ということは、暗いことばかりと思うのは、自分で何もしていない証拠なのかもしれない。
 
明るいことは、暗いことがあってはじめて感じられるもの。
 
陰があるから陽がある。
 
だったら、暗いことを処理した先に明るいことが待ち受けているってことかな。
 
暗い、暗い、と言う時間があったら、それをやっつけよう。やっつけた先に明るいことがある。
 
何もしないのにいいことなんて起こりはしない。
 
何もしなくていいことがあって、明るくなっても、それって頭が悪そうだよね。
 
苦労の果ての明るさのほうが、価値があるような気がする。世間だって、その苦労の末に得たものであったら祝福してくれる。だけど、何もしなくていいことがあると妬まれる。
 
妬まれたら、嫌なことをされたりして、結局暗くなる。
 
明るくなる材料はたくさんある。暗いことこそ、明るさの源。
 
暗いことに埋没せずに、暗いことをやっつけると思うようにしよう。
 
 

関連記事

おすすめ記事

おすすめ記事

おすすめ記事

ページ上部へ戻る