ちょっとコラム「猫も虎に見える」

結月平日コラム_edited-1
ちょっとコラム「猫も虎に見える」
 
実はたいしたことでもないのに、いろいろ気にしすぎていると、猫が虎に見えるときがある。
 
こんなことをしたらヤバいかも?って思うことも、本当は虎ではなく、猫くらいなものかもしれません。
 
しかし、恐れていると、些細なことでも気になって、心の中で猫が虎に見えてしまう。
 
思い切ってみると、「なんだ、こんな簡単に済んじゃった」と虎に見えていたものが猫だったと気づいたりもする。
 
もちろん、その反対もあって、軽々しくやってしまったものが実は虎だったということもある。
 
詐欺なんかはその典型例で、総じて詐欺というのは、入口は甘く、怖くなく、楽勝と思ったりするものです。猫だと思って頭を撫でていたら、それは虎であってガブリとやられて、大けがをしてしまう。
 
とはいえ、普通に生活していたら、そんな悪質な詐欺には引っかからないので、猫を虎だと思ってしまう事例のほうが多いようです。
 
虎だと怯えてしまう理由にはどんなのがあるのでしょう?
 
まずは体裁。
 
結構、みんな体裁ばかり気にしてる。
 
あとは自信のなさ、かな。
 
自分に自信が持てなくて、自分が駄目だと思っているひとも多い。
 
そして、やれるのにやらないのは、自分がこんなことをしたら、周囲から「出しゃばっている」と思われるのが怖いからっていうのもあるよね。
 
でも、考えてみてほしいのですが、それって全部自己都合なんです。自己都合で、本当は猫なのに「あれは虎だから」と言い訳をして取り組まないだけだと思うのです。
 
もし、本当に虎だったら、思い切って猛獣使いになってしまえばいいのです。そうすれば怖いものなしですから。
 
 
 
 

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