ちょっとコラム「サンタの帽子が似合わないと」

結月平日コラム_edited-1
ちょっとコラム「サンタの帽子が似合わないと」
 
いつも行くスーパーでは、レジを打つ店員がみんなサンタクロースの赤い帽子をかぶっている。
 
今ではよく見かける風景だけれど、レジのひとがオバサンであったり、オッサンだったり、若い兄ちゃんだったりすることは珍しくなく、スーパーのエプロン姿に帽子が似合わないだけでなく、そもそも性別的にも年齢的にもサンタでないから不自然に見えてしまいますね。
 
その中で、ルックスがいまいちで、いわゆるブ男という容姿で、根暗な感じの店員がいて、彼がサンタの帽子をかぶらされるのは、イジメなんじゃないかと思ってしまった。
 
しかしその男、見た目はブサイクでも、根は大変真面目で、いつもよく働いている。
 
人間は中身が大事だけれど、しかし外見を判断するのも人間であり、要は何にしても向き不向きがあることは忘れてはいけない、と思う。
 
サービスだからといって、一律にしてしまうと、似合わないひとたちがサンタの帽子をかぶらねばならず、ではそれがスーパーのイメージアップになるかというとむしろ逆効果で、それだったらサンタの帽子が似合う可愛い女の子にさせるほうがいい。
 
外見のことを言うととやかく言われる世知辛い世の中とはいえ、似合わないものは似合わないのだから、「あなたはサンタの帽子はかぶらなくてもいいからね」と店側が言ってあげたほうが、きっと似合わないひとにとっては助かるんじゃないかと思う。
 
似合わないものを見せられてもお客さんは喜ばないのだからね。
 
そういうところはちゃんとはっきりとさせるほうが従業員にとっても、お客さんにとっても、店にとってもいいと思うんですよね。
 
でも、そういうことって、スーパーだけでなく、皆さんの会社にもありませんか?
 
今日も日本美人会に訪れてくださって、センキューベリマッチ。

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