5年前から始まっていた「変化」
結月サロンは1名増えて、ようやく10名に。零細企業くらいの規模になりました。
サロンは初めての試みなので、わたし自身もどんな展開になるのかわかってません。でも、だからいいんです。
だって、こうすると決めてそれに向かってしまうと、予定調和のものしかできなくなって、飛躍のエネルギーが出ませんから。
変奏曲のようにテーマがあっても、だんだんそれが変化(へんげ)していって、とてつもないものになるのがいいんです。
なので、サロンメンバーのみんなは頭の中から「予定調和」とか「こうしなくちゃ」という概念をすっかり捨ててください。
こうしなくちゃ、でなく、こんなのやってもいいかも?がいいです。
サロンはわたしも含めて初めてだろうから、最初はどうしたらいいかわかんないかもしれない。でも、傍観してるってひともいていいかなって思ってます。
無理に何か考えたって大したものは思い浮かばないし、傍観しているだけでもいいんじゃないかって。
やり取りを眺めていると、少しずつ、少しずつ、自分がやってみたいこと、できること、そういうものが出てくると思うんですよね。
普段は眺めているだけでも、そこから出てくるたったひとつのキーワードが革命を起こすことだってあるし。
そして、やり取りの中で、「あっ、それ、わたし、できます!」っていうのが出てくるかもしれない。だからテンパることがないサロンにしたいんですよね。
さて、そんなサロンを考えたり、現在クラウドファンディング中の島地勝彦さんの公式ウェブマガ「シマジ・スクエア」のことを考えたり、今、というかこの2カ月近く、ずっとネットメディアのことを調べたり、勉強したり、ネットで先行くひとの対談を読んだりしています。
そうしているうちにどんどん自分が進化していて、というか、今までなんて遅れていたんだろう!と後悔と反省です。
だから、1週間前に得た進化からこうしたらいいと思ったことが、1週間後にはもう古くなっている感じ。
しかしながら、ネットで先行くひとのこともようやく最先端のところまでわかってきたので、もうそろそろ方向性を決めなくちゃいけません。
それがちょうど13年過ごした銀座から脱銀座するタイミングにもちょうどドンピシャになってしまい、今のわたしは実は怖くてちょっと震えています。
まるで運転免許を取ったばかりで、かつ買ったばかりのクルマをこれから運転しようというときのように、
「ちゃんと運転できるのかな…」
という初めての怖さですね。
いきなり事故るかもしれないし、いきなり廃車になるかもしれない。そんな怖さです。
でも、初めてを始めるっていうのは、どんなときでもこんな感じです。
13年前、銀座5丁目に店を出すときも、怖かったです。3か月で閉店するんじゃないかとかね。
その前は1年数か月勤めていた会社を辞めて、一文無しの状態で独立したとき。あのときも怖かったな…
だから、大きく見てこれで3度目か… 初めてを始める怖さを克服するには、とにかく一生懸命頑張るしかないんだよね。
さて、いろいろ調べたり、勉強しているうちにわかったのは、やはりおよそ5年前に時代の潮流が明らかに変わったということ。はっきりと変わり始めたのが5年ほど前。
そして、その源流ができたのは10年くらい前かな。
5年前のその変化の始まりに気づくのが遅れたって気がする。でも、今、気づいてよかったという気もする。だって、周りを見たら、まったく気づいてないひとのほうが多いみたいだから。
サラリーマンとか勤め人をやると、どうしてもそれには気づかない。なぜなら、会社の仕事をうっちゃることに時間を取られるから、時代の全体像を遠くから客観的に見る機会が乏しくなる。
わたしも薄々気づいちゃいたけど、わかりきっていなかった、と思う。
そして、あと10年後、5年前から確実に始まった変化がスタンダードになる。いや、10年かからないかもしれない。うん、かからないだろう。
今の中高生が社会人になる頃、今の30代より上の世代はいわゆる「使えないひと」になるんじゃないかな。
現存する職種の数十パーセントはなくなると思う。そして、今以上に学校という箱が形骸化し、行く必要がなくなる。
それは今気づいて行動すればおそらくはおもしろすぎる世の中で、一方、変われないひとにとっては悲劇。
わたしもまだ若いし、寿命がまだまだ残っているので、新しいほうへ行こうと思います。
それは楽なものではないけれど、10年後には納得できると思う。
しかし、すごい時代になってきたものです。
この潮流は人類史規模で見て、大きなものなんじゃないかな。まるで戦前、戦後のように。
数年前の常識が通用しなくなるような変化。
結月サロンに興味ある方は、連絡ください。初めての方、歓迎です。