ちょっとコラム「YOU、〜しちゃいなよ」

結月平日コラム_edited-1
ちょっとコラム「YOU、〜しちゃいなよ」
 
ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長の「YOU、〜しちゃいなよ」という言い方をするのは有名な話ですが、わたし、これ、とても好きです。
 
というのは、みんな何かやりたいことを持っていて、それなのに自分はできないとか、やってしまったらひとからどう思われるか怖いとか、うなく行くか自信がないとか、そういう言い訳ばかりしてやりたいことをやっちゃうひとは少ないものです。
 
だから、やりたくないことを会社の仕事にして、「こんなことは本当はやりたくないのに…」と不平不満をこぼしながら、日々、過ごしてしまうんですよね。
 
やりたいことやっちゃえないのは、自分を甘やかせているせいもあるし、自分から逃避しているせいもありでしょう。
 
でも、内心はそんな自分のことはよくわかっていて、自分が駄目なことを言い訳しちゃって、正当化して、飲み屋の話題みたいになってしまうと、余計に自分がみじめになってくる。
 
そうすると、何か資格でもあったほうがいいと短絡的なことを考えて、社会人になってから資格学校に通っちゃったりして、資格を取得したからやりたいことができると錯覚するわけですが、世の中、そんなに甘くないので、資格程度でやりたいことなんてやらせてもらえるわけはありません。
 
とにかく、やりたいことをやる勇気がないひとが多くて、会社の不満をこぼすなら、その会社を辞めて独立起業でもすればいいと思うのに、総じて会社の愚痴を言いながら通っています。
 
考えてみれば、会社だってそんなひとを雇って給料を払うのも癪なものだから、辞めてくれたほうが助かるってこともあるでしょう、実はね。
 
本当にやるひとは、言い訳なんかする間もなく、いきなりダッシュでやってしまうものです。成功するとかしないとか、後先考えずにやっちゃう。やりながら考える。そういうものです。
 
だから、やりたいことをやれないひとって、本当のところはやりたいことがないひとなんだと思うんですよ。もしくはそのやりたいは気分程度のものだったり。
 
百歩譲って、世間体とかしがらみとか、そういうことはやりたいことをやれない理由になっているというなら、ジャニー社長のように、
 
「YOU、〜しちゃいなよ」
 
って、自分に言ってみてはどうでしょうか。
 
本当にやりたいことであったら、世間が、他人が何を言おうとも気にならないものです。気になるのであれば、そこまでしてはやれないっていうことですよね。
 
ただ、もう少しで決心がつくくらいであれば、
 
「YOU、〜しちゃいなよ」
 
って、自分に言えば、意外と吹っ切れるんじゃないですか?
 
 

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