ちょっとコラム「依存体質ではありませんか?」

結月平日コラム_edited-1
ちょっとコラム「依存体質ではありませんか?」
 
日本人の特徴っていろいろありますけど、ひとつは自分で自分のことを決めない、自分で決めずに他人に委ねる「依存体質」ってあると思います。
 
日本の企業の会議でもこの体質があって、自分の考えを述べるより、誰かの考えに同調したり、その場の空気に任せてしまう。
 
「やってはいけない」って自己暗示しているひとって多くて、これは教育現場がそうですものね。
 
日本の学校って、先生が言っていることは「こんなこと、しちゃいけない」って否定ばかりなんですよ。あれもダメ、これもダメ。禁止事項を教えるのが教育みたいになっていて、それは家庭でも同じです。
 
電車の中で親子を見ても、親って子供に「だめ、ダメ、駄目」ばかり言っている。
 
小さい頃から発想をする前に駄目って禁止されるから、どうしても依存体質になっていて、自分より目上のひととか、自分よりできるひとに自分の判断を委ねたり、ひとりで勝手にやればいいことも「やっていいですか?」みたいな許可を求めたりする。
 
もちろん、何でもかんでもやっていいかと言えば、そういうわけではなく、要するに自分でやっちゃったほうがいいこと、自分がやりたいこと、自分がやらないと誰も助けてくれないことを他人に委ねたり、助言を求めたり、許可を求めたりってことがおかしいってことなのです。
 
身勝手ということとは違って、自分のことは自分でやるべきで、自分のことは自分で決めて、自分がやることは自分で努力するしかない。
 
クレーマーがいたるところにいるみたいで、それも実は依存体質が根本にあるからなのではないでしょうか。
 
お店にやってもらうという依存体質が過剰になって、お店に求めすぎて、お店がそこまで対応できないとなるとクレームをつける。
 
自分がものすごくリスペクトしているひと、そして本当にすごいひと、そういうひとに近づこうと同調するのは成長のためのステップかもしれない。でも、それだって限度があって、結局は自分しかいないんですよね。
 
自分のことくらい、自分で決めろ。
 
自分がやりたいことは、やっちゃえばいい。
 
それで成功したら自分の手柄。失敗したら自分の責任。
 
それが当たり前だと思うんですよね。
 
 

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