ちょっとコラム「幸せなひとなんていない」

結月平日コラム_edited-1
ちょっとコラム「幸せなひとなんていない」
 
考えてみれば、幸せなひとを見たことがない。幸せそうにしているのは見たことがあるけれど。
 
例えばおいしいものを食べているときだとか、そういうのは幸せそうに見える。
 
でも、幸せなひとっているのかな?
 
書店に行くと、幸せになるための法則みたいな本がたくさんあるけど、たくさんあるってことはやっぱり幸せなひとはいないからなんじゃないかな。
 
幸せなひとばかりなら、そんな本はニーズがないから売られることはないよね。
 
とにかく、おいしいものを食べている最中だったり、欲しかったものが手に入ったときとか、瞬間的には幸せそうに見えるひとはいるけど、ずっと幸せなひとはいないのが本当のところでしょう。
 
ずっと幸せを感じられたら、もう望むものがなくなって、生きているのがつまらなくなって、やることは何もなくなって、今度はそれが絶望となって、どん底の不幸になってしまう。
 
きっと幸せを目指せる状態がマックスであって、人間は幸せでないからこそ一生懸命に努力し、生きようとしてやりがいが出るのだから、それが一番なのでしょう。
 
なので、幸せなひとなんていないのが健全な世の中なのですよ。
 
 

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