ちょっとコラム「興味があるものしか目に入らない」

結月平日コラム_edited-1
ちょっとコラム「興味があるものしか目に入らない」
 
人間って、自分が興味があるものしか目に入らないものだなって思ったのは、コンサート広告を出してみて、そこには他のコンサート情報が盛りだくさんなのですが、どんな大きな広告でもスルーされているものとどんな小さくてもチェックしてしまっているものがあったからです。
 
つまり、自分が知る、自分が興味ある演奏者の情報は、小さな広告でも目に入っているのに、自分が知らない、自分が興味のない情報はそのタイトルも憶えていないんです。
 
この原理はどこにもあるみたいで、これだけ情報がたくさんある時代でも、興味があるものしか取り込んでないもので、だから人間というのはバランスよくというのが難しく、自分の興味に偏った偏向なものになりがちなんですね。
 
偏向報道を許さないというひとも、自分が偏向であることに気づかず、その逆の立場を偏向だと思っています。
 
どんなに情報が多くても、自分の興味に適う似たような情報ばかりでできあがった脳ミソって、結構たくさん、っていうか、普通にたくさんあるんですよね。
 
なので、中立の最たるものは、
 
「無関心」
 
なのかもしれませんよ。

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