クリエイティヴ脳になろう!

今日も引っ越し作業。明後日が引っ越しなので、追い込み。あとは細かいものをまとめれば終わり。
今日の深夜も早朝4時にクルマで銀座まで来て、ゴミや荷物を運んだ。
もうこれで大体ゴミは終わりかなと思ったら、今日も45リットルのゴミ袋が2つ発生。
こんなもの、こんなところに、こんなにもあったんだ… でも、全部要らないし… みたいに引き出しの中は長年使っていないもので満たされていた。
ゴミでなかったものも、時間を経ると使用目的を失って、今となってはゴミとなってしまう。
文房具のクリップとかも小さなプラスチックケースに100個とか入ってるけど、今どきクリップなんて使わないし…
古臭い事務所とかだったら、いまだに紙をクリップで束ねたりしているかもしんない。でもさ、うちじゃ、全然使わない。
筆記具なんて、基本、ボールペン一本あれば事足りる。ほんのときどき、マジックを使ったりするくらい。年に数度ほどの使用度。
蛍光ペンも使わない。
蛍光ペンは実は先日久しぶりに活躍して、それは来年のマロオケ船橋公演の座席配分のために使った。しかし、その蛍光ペンもサントリー公演のチケット発売のときに使ったきりで、実に2年間、使用されずにいた。
いつも使うクロスのボールペンは、ちょっとしたメモ書きのときやレッスンの予定表に書き込むときに使うくらい。あとは宅急便の伝票か。
よく使うボールペンでさえ、それくらいの使用頻度。以前はクレジットカードで決済したひとのサインはボールペンで書いてもらっていたけれど、今はスマホでできる端末を使っていて、それはスマホに指でサインしてもらうからボールペンは要らない。
ブログはもちろん、モノを描くときはパソコンだし、家や電車で企画を思いついたとき、サッとメモるのはスマホ。だから、手で書くことなんてないんだよね。
ほんと、筆記具って要らなくなったなぁ。だから、文房具が好きな人って昔からいるけど、ほとんどニッチなマニア的趣味って感じだと思う。
ともかく、ネット的作業でない紙関係のものがすでに遺物と化していて、いや、ゴミと化していると言ったほうがいいか。
10年くらい前はパソコンは主流であったにせよ、作業をするには手でやったほうが正直早いっていうことが多かった。
しかし、今はそこがすごく改善されて、使いやすいフォーマットや変換ソフトなどなど、PCやスマホでやったほうが楽だしスピーディー。
考えてみれば、クルマが自動運転になりつつあり、ガソリンでなく電気で走るのが驚くことでなくなっているんだから、この10年ですごい変化ですよ。
11日に引っ越しで、そのあともしばらくは新しい場所で荷物を解き、これまた引っ越し作業は続く。
しかしながら、着付けやバイオリンは畳二畳分あればできるので、移転の翌日からはレッスンします。
あと、電話番号は今とは別のものになるけど、もう番号は決まっているのにNTTが現場の下見をしてから工事日程を決めるというクソすぎるやり方のため、下手すりゃ、今月いっぱいは電話は開通しないかも。
そもそも電話線の差込口があるのになんてわざわざチェックに来なくちゃいけないのかがわかんないし、チョックしてOKだったらその場で開通させればいいのに、そこから工事日を決めるなんて、ホント、くそだよね。
「NTT遅すぎる。二ホン、死ね」
な気分で、こんな無駄な手間と手続きをやっているから日本企業は中国に軽く抜かれてしまって、衰退してんだよ。
つまり、日本って業務がお役所化してしまっていて、業務の目的を達成することでなく、内部の規則をこなすことが目的になっちゃってる。
最短でできるやり方をすれば、働く人だって楽になるのに、手続き重視で二度手間、三度手間になってんだよね。
ともかく、光回線をひくのに人間の手続きが遅すぎて、全然光じゃない結果に。
とはいえ、正直、電話がなくてもあまり困らない。
なぜなら、今は電話で問い合わせすることはとほんどなく、電話がかかってくるのはどーでもいいセールスばかりで、実際にはお客さんとはメールでやり取りしてるから。
しかも、こちらから電話をかけるときは、スマホのかけ放題プランで無料だから、固定電話から発信することはない。
困るのはインターネットの接続ができないことで、仕方がないから開通するまではPCにスマホをつないでそれで通信しようと思う。
しかし、引っ越し作業って粛清ばかりで、何も生み出さないからおもしろくない。
それにその作業に時間を取られてしまうし、引っ越ししない限りは次の仕事に取りかかれないのだから、とても歯がゆい。
わたしとしては早く結月サロンをやりたくて、サロンでみんなで楽しみながら、各々の才能や能力を発揮し、かつサラリーマン的でないやり方でプロジェクトを進めるという新しいかたちを試したい。
サロンにはすごく可能性を感じていて、最初はみんなどうやっていけばいいのか戸惑うと思うけど、いわば雇われて働いてきたという習慣の呪縛から解き放たれた時、超絶、サロンはおもしろくなると思う。
サロンからネット上でコミュニティを大きくできれば、かなりいろいろなプロジェクトができるはず。
会社の仕事って、雇われて、言われたことをやって、ムカつくことも我慢して、人間関係にストレス抱えながら、月に一度、給料をもらうっていうことだよね。
会社の仕事がおもしろくて、毎日会社に行くのが楽しみで仕方がないなんてひとは滅多にいない。
多くは会社の仕事はつまらないんだよ。
つまらない気分でいい仕事ができるかっていうと、それは全然できない。
だから、サロンではそういうつまんないことはやらない。単純なことなんだよ。
とはいえ、オンラインはちゃんと管理しないと荒れるから、そこはわたしがきっちりと運営するつもりです。
まあ、最初の創立メンバーは、ずっと結美堂と関わってきてくれたひとばかりだから、荒れることはないけどね。ただ、今後、大きくなっていろんなひとが入ってくれるようになると、そのへんはちゃんとしなくちゃいけない。
今はやりがいなんだと思う。
みんな、会社の仕事とは違うやりがいを求めてる。
なぜなら、会社の仕事の大半がクソだからで、でもやりがいを見つけるのは難しい。だから、とりあえず買い物してみたり、映画見てみたりってことになるんだけど、そういうのって持続性がないから駄目なんですよ。
それって、ただの消費だから。
結月サロンは消費ではなく、生み出す場にしたいと思ってる。
生み出すっていう作業は、一過性でなく、持続的なんだよね。持続性があるところにこそ、やりがいって出てくるものでしょう?
これ、すごく単純なことだと思うけど、これをしっかりと意識して、理解しているひとって、驚くほど少ない。いい加減、気づけよ!って思うけど。
それも日本の教育が、先生が言うことをノートにメモって覚えるっていう受動的なやり方を叩き込んでいるからなんだよね。その流れで会社の仕事もクリエイティヴでなく、会社で言われた仕事をこなすだけってことになる。
だから、ほとんどのひとが自分で考えて生み出すっていうベクトルを持ってない。
それって、脳ミソの半分は使ってないってことなんだよね。
で、日本ってひとがやることに口出ししてくるひとって多いでしょう? ネットでもそうだけど、当事者でもないのに偉そうなことを言うひとだよ。
そういうのも受動的にしか考えられないから、他人のクリエイティヴが腹立つんだろうね。
クリエイティヴなひとって、自分の生み出すことに興味があるから、他人が何をしようと興味ないんだよ。だから、ひとがやることには何も言わない。
クリエイティヴ脳になれば、他人のやることなんかどーでもいいって思えるから楽だよ。
みんなストレスを抱えてるのって、他人のことを気にしすぎだからでしょ? 他人からどう見られるかとか、どう思われてるかとか、他人基準で物事を考えて、心配するからストレスになる。
馬鹿じゃね?
馬鹿だって思うよ。ベクトルを真逆にしろって。そうすればストレスなんてなくなりますよ。
とは言っても、会社では自分ひとりがそうでいても、周りにひとが多すぎて面倒なんだよね。
だから、そんなつまんないことを気にせずにやれるサロンを作りたい。
サロン発祥でわたし自身やりたいことはあるし、メンバーがやりたいことをどんどんやっていける場になるとおもしろいよ。
きっと、生きてて最高に楽しい!って思えると思うんだよね。